主な研究テーマ(詳細、3年生向けです。一般向けは研究内容で紹介!) 1.香り分子の吸着性に優れた薄膜(感応膜)を、真空・放電などを利用して生体材料から作製し、薄膜構造とガス吸着力との関連性を明らかにする。 2.ガス吸着により感応膜表面で起こる変化を、プローブ顕微鏡、インピーダンス解析、表面分析などにより解明する。 3.ガス分子と感応膜分子との相互作用を分子シミュレーションより明らかにする。 4.環境・食品・健康など生活空間で発せられるニオイ情報を検知する香りセンサシステムを開発する。また、嗅覚による感性評価と組み合わせて、嗅覚センサの開発に挑む。 5.視覚と嗅覚とを組み合わせたニオイの表現方法を提案し、高精度な嗅覚ディスプレイを開発する。 6.呼吸や飲食物より人体に取り込まれる化学物質の摂取量を推定して、リスク評価を行う。食品添加物、フレーバー、残留農薬など問題視されている化学物質を調べ、接し方を提案する。 7.香りを利用した空間のブランド化を図るブランドセントマーケティングを研究する。 8.色素分子が発する蛍光や光吸収を利用した、新しい香りセンサを開発する。 9.色素増感太陽電池を利用した、新しい香りセンサを開発する。 10.墨やグラフェンなど伝導性炭素材料を利用した、新しい香りセンサ開発する。
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