配属情報

創成課題 [3年次 必修]

内容(予定)

第1回自己紹介・説明
第2〜5回言語処理と機械学習の基礎とプログラミング
第6回(就活対策)企業研究・模擬面接
第7〜8回Rによる統計処理の基礎
第9〜10回4年生卒業研究の被験者実験
第11〜13回卒業研究テーマ(仮)の作成と発表

教材

  • 荒木健治,自然言語処理ことはじめ,森北出版,2004.
  • 橋内武,ディスコース―談話の織りなす世界,くろしお出版,1999.
  • 言語処理100本ノック
  • 学会論文誌,学会講演論文集

研究室について

2006年4月に発足し,11年間で4年生154名,修士6名が卒業していきました.本研究室では自由な雰囲気の中,各々がやりたいことを見つけて頑張っています.現在の具体的な卒業課題テーマは,研究内容のページをご覧ください.

こんな人が本研究室に合っていると思われます.

  • 人間が好き.人間に興味がある.
    テーマの性質上,たくさんの人からデータを収集したり,大量のデータを分析したりします.
  • プログラミングが得意.または,実は苦手だけどできるようになりたい.
    研究はソフトウェアベースで行います.プログラミングが得意なら楽に研究を進める ことができるようになります.ただ,プログラミングが苦手,という人でも具体的なテーマが決まれば意外とできてしまうものです.
  • 自分で考えたテーマで研究したい.
    身近なテーマが多いので,生活しているうえで思いついたアイディアが研究テーマに なる可能性を秘めています.
  • 文系・理系の境界領域を研究したい.
    言語理論や心理,経済,芸術など,文科系と言われる知識を工学に取り入れていきます.

研究室のポリシーは「自分で考え」「自分で探し」「自分で計画を立て」「自分で進める」,そして「楽しむ」です.義務は多くありません.課題を出すようなこともあまりありません.これでラクな研究室だと思った人,研究室所属の先輩に聞いてみてください.みんな,生みの苦しみを味わっています.でも,それが卒研の醍醐味ですよね.

センセーの口癖「さぼってもいいけど,後で困るの自分だから…」「今からでも間に合う!」

研究とは答えが無い(あるのかもしれない,けど不明だから研究する!)ものなので, 単純に誰かから「教わる」ことはできません.皆さんが考えたアイディアや疑問に対して, 皆で一緒に悩んだり,教員が経験上のアドバイスをしたり,既存の書籍や文献を紹介したりします. とにかく,どんな小さなことでもいいから自主的に考えて相談に来ることを期待します.

卒論の内容によっては学会発表も勧めています.2017年3月には修士2年の大学院生と4年生がグアムで行われた国際会議で,2名の4年生が大阪で行われた感性工学会大会で発表しました.また,卒論を発展させたものが学会誌や国際会議プロシーディングに掲載されるなど,良い成果を挙げています.また,毎年夏には芝浦工業大学他との交流研究会があります.そこでも毎年4名程度が発表しています.

就職状況は良好です.2007〜2009年は何故かCSで就職率1位でした.教員は研究所と大学出身で就活のノウハウなど持ち合わせていません.それでも1位になるということは,先生の力では無いと言う事です.ただ,岩下研の良いところはいつも雰囲気が明るいことだと思います.就職がなかなか決まらなくても最後まで頑張る人が多いです.その結果,11月や12月にも内定を頂くことができています.最近では縦のつながりを強化し,3年生と4年生の合同飲み会なども企画しています.